いつの間にか骨董フリークになってしまっている私。
市場では値段がつかないような怪しいものにも手を出してしまってます。
誰の作だから良いとか、そう言うのでは選びません。
ただ単純に使いたいかどうかだけ。
使うときのイメージができると財布のひもがぐっとゆるみます。
こちらの瀬戸の焼き物は湯呑みか向付かも微妙なところです。
麦藁手と言って縦にラインがあるのが特徴なんですが、
ラインが細いのでだいぶ新しい時代のものかと思われます。
こういうのは市場では値段がつきません。
骨董屋の主人も眉をひそめます。
さらにニュウ(貫入)のすさまじさが主人には理解できないようですが
私が一番気に入ってるのは、まさにそのニュウに入り込んだコーヒーか何かのシブ模様です。
茶人は抹茶茶碗の中の変化していく世界を楽しんだとさえ言われているのに。
というわけで、この焼き物は現代のものを買うよりお得に入手できました。
我ながらええ買いもんしたと思います。
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